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高知おでかけ旅日記

「尾戸焼・能茶山焼」伝統の息吹を伝える | 手づくり 茶陶・民芸品の窯元

尾戸焼

四国には、愛媛県の砥部焼、徳島県の大谷焼、香川県の岡本焼などをはじめ、この他にも様々な作品やサービスを提供する窯元が点在しています。今回ご紹介するのは、高知県の「尾戸焼」に注目してみたいと思います。 職人の手仕事によって、一つひとつ丁寧に陶器が生み出されている作品は、土の香り、炎の鼓動、時間が育てる風合いを大切にされています。

能茶山に佇む歴史を刻む窯元にロックオン!

今、ご覧になられている皆さまの暮らしに、日常に寄り添うことができる器、本物の伝統と温もりを添えてみませんか?

土佐藩との歴史

谷 製陶所 五代目からいただいた「尾戸のしおり」と「約80年前の窯元の写真」を参考に 尾土焼・能茶山焼をご案内します!

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高知城の二代藩主「山内忠義公」の命により、大阪から招いた 久野正伯(ひさの しょうはく)により「尾戸焼」が始まったそうです! 当時は、現在の江ノ口川沿い 小津町に窯があり、窯跡が残っています。

尾戸焼 窯跡

こちらの史跡は、JR高知駅前から大川筋を西進した場所で、高知城の北側に位置しています。高知城 (大高坂城) 山城の城主「大高坂松王丸」が祀られる、高知市西久万の松熊神社へと続く「高坂橋」の北詰になります。

東側に架かる「高知城橋」から見た高坂橋と江ノ口川です。松王丸から伝統品へ戻ります。

谷 製陶所

西暦1820年に尾戸(小津町)から能茶山に移窯されており、大樹・竹林等に囲まれた自然の中で製陶が発展し、手作り品として長い間人々の生活用品として、皆様に愛好されています。ギャラリーには、山 水 花 鳥 などを象嵌した茶陶や民芸品を楽しむことができます。

土佐の匠

ぜひ、「土佐の匠」に選ばれた親子の陶芸教室を体験してみませんか? ご希望に応じて、作業工程や作業場を丁寧にガイドしていただけます!

※要予約です

土佐高知の伝統を

能茶山 (高知市鴨部) には、尾戸焼窯元・土居 製陶所 さんと、今回ご紹介した谷 製陶所 さんの2軒だけになっています。それぞれの特色で、高知県の伝統的な特産品を守り続けています。

いつまでも残してほしいですね!

アクセス

高知市の中心部からは、どちらの製陶所まで車で20分ほどになります。

JR高知駅からは、路面電車沿いに走ります!はりまや橋~高知県庁前~坂本龍馬誕生地前~上町5丁目~土佐道路 (国道56号線) へ~すぐになります!

最後までご覧いただきまして、有難うございます。今後のブログには、安芸市の 内原野陶芸館さん、土佐市の もりたうつわ製作所 さん、高知市比島の 陶工房 NISIDA さん、いの町の 土佐伊野焼  正寿窯 さんなど、高知にしかない陶芸やガラス工房の魅力を発信する窯元や工房・ギャラリーへと足を運んでみたいと思います。

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